今回はPHANTOMを使ってオッズ断層と金力Pの2つのファクターでインサイダーを見抜く方法について解説していきます。
まずオッズ断層についての詳細については蘆口真史さんの「瞬間オッズ分析トレーニング」がおすすめなので、もしお持ちでなければこちらをぜひ購入してください。
この瞬間オッズ分析トレーニングでも紹介されている馬連断層を超える馬は結構出現度が高いので、今日はこの断層を例に説明していきますね。
7月17日(日)福島10Rでこの馬連断層を超える馬が出現していました。
7月17日福島10Rの朝一オッズ表↓
馬連断層を超える馬は馬連断層が直前にある馬のうち、単勝もしくは複勝ではその馬連断層を飛び越えて順位を上げている馬のことです。このレースでいえば⑪と⑯の2頭が該当します。⑪は単勝と複勝が飛び越えていますし⑯は単勝が飛び越えています。
ちなみに⑮は馬連断層が直前にありますが、単勝も複勝も馬連順位よりも低くなっているので該当しません。
通常であればここで⑪と⑯の2頭に注目!ということになるのですが、更にPHANTOMの金力Pを確認すればどっちがより異常度が高いのか?が丸わかりとなります。
⑯の単勝金力と複勝金力がともに2位で色表示されているのに対して、⑪は5位と順位自体はぼちぼち高いものの数値が低く異常度は大きいとはいえません。よって⑪の方が異常投票が入った可能性が高い馬と判断できます。投票母数の関係からいっても上位人気の⑯の方が断然に価値が高いといえますよね?
結果は⑯が勝利して単勝560円の配当となりました。いろんなオッズ断層のパターンがあり、いちいちすべての断層馬を買っていてはマイナスになってしまいますので、精度を高めるためにもPHANTOMの金力Pを活用して判断するのが良いのではないかと思っています。
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オッズ断層と金力Pでインサイダーを見抜く方法
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