ゾーンレベルで札幌記念の出馬表を見ていたらこのレースは本命②βというパターンでした。本命②βにはコンピ3位の指数値によって3強レースか上位混戦レースかに分かれますが、札幌記念は前者の3強レースでした。


どちらにしても本命②βにおける勝ち馬の約85%はコンピ1位~5位の中から出現するので、単勝狙いの場合は狙いが絞りやすいレースパターンだといえますね。結果今年の札幌記念はコンピ4位のディサイファが勝利しました(単勝1110円)。


2010年以降の札幌記念出走馬の次走は【5-2-9-45】勝率8.2%連対率11.5%複勝率26.2%単勝回収値100円複勝回収値91円となっていて期待値が高いのが特徴です。特に6歳以下の馬が札幌記念の次走でG1もしくはG2戦に出走した場合は【3-1-6-17】勝率11.1%連対率14.8%複勝率37.0%単勝回収値197円複勝回収値154円です。


というわけで⑤ヒットザターゲット(7歳)⑥サイモントルナーレ(9歳)⑮サクラアルディート(7歳)以外の札幌記念出走馬12頭の次走には注目が必要だといえますが、更に今年の札幌記念が高レベルだったことを裏付けるものがありました。それは札幌記念がゾーンレベルの高レベルレースだったということです。


ゾーンレベル2


こちらの画像がゾーンレベルの札幌記念出走馬の一部ですが、赤枠内のタイプとして(5-8-7)とありますね。この3つの数字の和が20以上のレースが高レベルレースになります(コンピ1位79以下のレースに限ります。詳細は書籍でご確認ください)。この高レベルレースで1.9差以内で走った馬の次走に注目するのが基本的な活用法です。


今年は⑨ステラウインド(2.1差14着)と③スワンボート(3.1差15着)の2頭以外が該当します。先ほどのデータも組み合わせると以下の10頭が次走の注目馬となりそうです。


◆札幌記念出走の次走注目馬
①ラキシス
②フレージャパン
④ダービーフィズ
⑦ラストインパクト
⑧ヤマカツエース
⑩ハナズリベンジ
⑪ディサイファ
⑫トーホウジャッカル
⑬トウケイヘイロー
⑭ハギノハイブリッド


これらの馬が次走G1もしくはG2戦に出走した場合はぜひ注目してみましょう。もしOP特別戦に出走する場合は1番人気馬が鉄板のようです。ぜひ参考にされてみてください。


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