スプリングステークスは朝一の単勝へ200万超えの異常投票の入ったロサギガンティアが勝利し、単勝配当は560円の配当となりました。
こちらをご覧いただくと、9:40に単勝約207万円の投票の痕跡を確認することができます。
更に朝一のオッズ断層を確認すると、馬連・単勝・複勝すべての4位と5位の間に2倍以上の大断層が入っていましたので、この時点で上位決着が想定できたレースでした。
レース直前もこの大断層自体は変わりなかったので、人気薄中心に予想を組み立てるということは避けた方が良かったでしょうね。
直前の単複断層を見ると、10クラリティシチーは直後の馬とのオッズ差が2倍以上のプレミアム断層馬でした。プレミアム断層馬は単複馬券で有効なので、積極的に狙っても良かったと思います。
一方、この日行われたもう1つの重賞が阪神大賞典。
一見、3強の構成にも見えますが、1番人気と2番人気のオッズ差が2倍以上で2-3番人気及び3-4番人気のオッズ差がともに1.9倍以内なのでこちらは1強レースです。更に、単勝1番人気の複勝オッズが1.1倍を示しているので信頼できる1強レースと判断します(このあたりは蘆口氏の書籍を参考にされてください)。
このレースは単勝順位と複勝順位の誤差が全くないレースなので、順当に上位決着が予測されるレースでした。
というわけで、蘆口氏の理論は基本的に荒れるレースを狙っていくので、スプリングステークスも阪神大賞典も見送りが賢明なレースだったといえます(もしくは徹底的に本命馬券を購入するかのどちらかだと思います)。
オッズ断層は本命傾向なのか波乱傾向なのかを判定するツールとしても非常に有効で、また断層の種類によっては軸馬としての活用も十分できるのでぜひ競馬予想に取り入れていただきたいファクターです。
▷ オッズ分析ソフトMONSTERver.6のレビュー
スプリングステークスは朝一単勝異常のロサギガンティア
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