3月8日の阪神6Rは圧倒的1番人気の単勝1.1倍サクセスグローリーが3着に敗退しました。これだけの圧倒的な人気に支持されながらも負けてしまった理由をsisetucho流に検証してみます。



さて、この阪神6Rで1番人気に支持されたサクセスグローリーは、前走新馬戦で2着馬に2.1秒差で圧勝するという非常に派手なパフォーマンスを見せました。


サクセスグローリー
ヤフー競馬(2014年2月15日京都2R)


今回の異常な人気もこの新馬戦での大差勝ちが影響したものと思われます。


新馬戦で2.0差以上で勝利した馬というのは2009年以降サクセスグローリーを含めて3例しかありません。それほどまでにレアなケースだといえますが、たった3例ではなんとも検証しようがありません。


そこで、前走新馬戦を1.0差以上で勝利した馬とすると49例。この49頭の次走成績を見てみると【9-8-6-24】で勝率は19.1%。1番人気に限ってみても【6-6-5-4】で勝率28.6%です。


前走圧勝したことによって過剰人気になりやすい反面、勝率自体は通常の1番人気馬成績よりも低いということを意味しています。もちろん、新馬戦を勝ち上がれば500万下などの昇級戦へ挑むことになるわけですから、過剰人気すればするほどより他の馬のオッズが甘くなり、他馬を狙えば的中率も上がりますよね。つまり稼ぎやすくなるということです。


今回の阪神6Rで勝利した馬は単勝3番人気馬でしたが、配当はなんと2550円。


ゾーンレベル的に見れば本命1βパターンで狙いはコンピ2位です。しかも、コンピ2位のポメグラネイトはランクTにも該当していたということで。


ゾーンレベルランクT


単勝的中はもちろんのこと、2着にはゾーンレベルの連ヒモ馬が入って馬連32710円も的中していました。


ゾーンレベル馬連



ゾーンレベルの本命パターンを狙うなら、このように1番人気馬が過剰に人気しているレースを狙うことで思ってもみない配当を手にすることができると思います。


また、エボリューションセミナー動画の特典になっていた藤本さんの「紙の競馬ソフト」を用いれば、このレースは内枠の馬が好走しやすいということは事前に把握できるので、内枠馬中心に狙いを定めても良かったでしょうね。


どうぞ参考にされてみてください。


▶ ゾーンレベルのレビュー