ファーストビクトリーで選出される馬が複数頭発生しているレースでは、当然のことながらその中から最も期待値の高い馬を選出することを徹底した方が良いです。今日(12月23日)の開催の中から中山1Rを例に解説します。


このレースでは最終的に6デモクラシーと8ハリケーンリリーの2頭がFVで選出されました。結果的に8ハリケーンリリーが最後の直線で猛烈に追い込んで5番人気2着(複勝330円)となりました。


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このようにハリケーンリリーを1頭だけ選出できれば回収率は330%を達成できるわけですね。絞り込める時に絞っておくことで中長期的な回収率も大きく変わっていきます。ではどのように絞込むかというと、今回のレースでは「血統」を用いました。血統を参考にする際、個人的には亀谷氏の「血統ビーム黄金ガイド」を参考にしています。



この血統ビーム黄金ガイドの最後に距離短縮激変リストなどローテーション別に激走期待値の高い血統が公開されているのですが、これはかなり使えます。今日の中山1Rハリケーンリリーは距離短縮激変リストの該当馬でした。つまり、ハリケーンリリーは前走11着に凡走し今回距離短縮でレースに臨んだのですが、血統的にも距離短縮で激変する可能性が高いと判断できたわけです。一方でもう1頭の選出馬デモクラシーは血統的には強調点なし。ということで中山1Rであればハリケーンリリーの方が期待値が高いという判断ができました。


血統の他にも、例えば同じく川田信一氏の単撃ロボの爆撃P上位馬を狙うというのも良いかもしれません。ハリケーンリリーは爆撃P3位で回収率110%選定の選出馬でしたね。血統ビーム黄金ガイドや単撃ロボあたりを活用されてみるのもおすすめです。