レースが荒れるかどうかを確認するのには
コンピ指数を用いるのが有効です。


なぜかというと、コンピ指数は前日段階における
出走馬の優劣比較が客観的に分析できるからです。


オッズはレース発走直前まであらゆる情報が
随時提供されていきます。


騎手の引退レースなど、発走直前ではじめて知ったと
いうことも少なからずあるのではないでしょうか?


例えば2013年2月24日の阪神最終レース。

単勝オッズはこのようになっていました。



これを見ると上位3頭が拮抗していて、
4番人気とも差がなく上位人気同士での決着を想定
する方も多いのではないでしょうか?


そして赤枠で囲った馬。こちらに騎乗したのは、
このレースが最終騎乗となる石橋守騎手でした。


オッズを見るだけでは、メイショウカルロにも期待して
馬券に組み込んでしまいそうになりますが、コンピ
指数を確認すると・・・




メイショウカルロはなんとコンピ最下位の馬でした。

このレースにおいてはオッズに換算すると単勝万馬券
であっても全くおかしくはありません。


理由として石橋騎手の引退レースが大きかったのは明白です。


そしてメイショウカルロへの異常投票が全体のオッズバランスを
崩してしまったといえます。


こういった状況ではオッズで波乱度を分析すること自体が
ナンセンスだと思います。


あらゆる情報操作も行われる中、コンピ指数自体にもその影響が
ないとも限りませんが、せめてレース波乱度を分析するには
当日のオッズを確認するよりかコンピ指数を用いる方が精度が
高いはずです。


上記のレースで6番人気に支持されたコンピ最下位メイショウカルロは
結果14着とコンピ評価に近い結果となりました。


そのコンピを用いて更に正確に本命レースか波乱レースかを
判断してくれるツールがゾーンレベルソフトです。


書籍版もありますが、全レースの波乱度分析を行うのには現実的じゃ
ありませんし、ソフトにコンピを取り込むだけで全レースのパターン
分析を行なってくれるので時間効率を考えればソフトがいいですね。


このレースが波乱パターンだと分かっていれば、
コンピ上位馬が不安だということが理解できるので、
コンピ1~3位馬を馬券の中心にするということはなかったのでは。
(結果コンピ1~3位馬は全滅)


もちろん、メイショウカルロへのダミー投票を見抜くことが
できれば、オッズ的にもおいしい配当が手にできたわけですけどね。





ゾーンレベルのレビューと特典のご案内はこちら↓
新コンピアナライズ・ゾーンレベルソフトのレビュー